FEATURE
フルサイズの標準機 Air Force Two に砲金製プラッターを搭載!
Air Force Two のプレミアムモデル開発にあたっての目標は、トップモデル Air Force One に匹敵する「音楽性」の獲得でした。 この開発にあたっては、Air Force Oneと Air Force Two の決定的な違いであったメインプラッターの材質にフォーカスいたしました。Oneのメインプラッターはステンレス製であるのに対してオリジナルのTwoではアルミニウムを選択しましたが、重量の違い以上に金属の性質の違いが、サウンドに漂う「香り」を決定づけていることはオリジナルモデル開発当初より判明しておりましたので、今回のプレミアムモデル開発では、そこにメスを入れたのです。
数々の試行錯誤の結果、Two Premiumでは砲金製のプラッターを採用いたしました。銅と錫の合金である砲金はアナログオ-ディオ全盛の頃よりおなじみの素材ですが、金属としては柔らかく粘りのある性質がサウンドにそこはかとない色気を与える他に、もうひとつの特徴である重量が、サウンドにさらなるスケールを付け加えています。
特に、従来の砲金製プラッターは中空の構造をしているものがほとんど全てでしたが、Two Premium では、精密鋳造 + 表面研磨によるソリッドな構造を採用しているのが大きな特徴です。従いましてプラッター自体の質量は34 kgにも達しています。